EDβ
2007-04-09 22:59:03 ( ID:dmmhqodczrm )
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皆様はじめまして。Ver2.5時代からのユーザーです。
MPEG2ファイルを、MPEG2ファイルを読めないソフトで読み込みたいとき、
Avisynth経由で読み込むと良いそうなのですが、年をとって固くなった私の頭では、
上手く使いこなすことが出来ません。
TMPGEnc4の出力設定の中にAVI出力の項目があり、コーデック設定の中のHuffyuv(インストール済み)を
選択して出力すれば、可逆圧縮AVI化や無圧縮AVI化が出来ることが分かりました。
ただ、この際Avisynth経由や他のソフトを使用してAVI化する場合と、全く同じ品質の出力を得ることが
出来るのでしょうか?
色空間など、映像に関する情報を色々調べては見たのですが、ややこしくて完全に理解が出来ません。
どなたかお教えいただけませんでしょうか?
ちょうき
2007-04-09 23:59:00 ( ID:k7rfhvfrysf )
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TMPGEnc 4.0 XPress を用いてMPEG-2映像をHuffyuvなどのAVI形式にし
そのAVIファイルを他のソフトに入力し、何らかの形式で出力する。
という工程ですね。
まずは、もし TMPGEnc 4.0 XPress でその最終形態にできるのであればその方が
当然手間は省けますから何か方法がないかそれも考えたほうがいいかもしれません。
さて、Avisynth経由をするかどうかですが、まずMPEG-2データはYUV形式のデータです。
HuffyuvもYUVです。AvisynthもYUVがメインです。
最終形態を何にしようとしているのか、そして、最終形態にするために使用するソフトは何か
これによって若干異なりますが、基本的にAvisynthを用いた場合とTMPGEncでHuffyuv化して
それを使用するのでは差はありません。
(計算誤差の分や、間に挟むフィルタがあった場合などは変わりますが)
Avisynthの場合、何らかのMPEG-2デコーダーでYUVデータを取り出し、それを自身を軸とした
データ受け渡し機能で他のソフトウェアにデータを渡します。
TMPGEncの場合、MPEG-2デコーダーでYUVデータを取り出し、それをHuffyuvに可逆圧縮で
保存できます。
基本的にAvisynthもTMPGEncも変わらないというのが判ると思います。
ただし、フィルタを間にどういう風に挟むかでAvisynthは結果が大きく変わります。
YUVデータは一括りにYUVといっても色々あって、DV(DigitalVideoカメラ)などで
使われている物とMPEG-2で使われている物では異なります。
これをどう扱うか、どのように、どのフィルタで処理をするかをAvisynthでは設定可能です。
(TMPGEncの場合は自動でほぼ最適解的な補間処理をしているようです。)
Avisynthをご使用になる場合はYUVのデータを本来どのように扱うのがいいかを試行錯誤し
最適解を自ら見つける気概が必要ではないかと思います。
ネットに存在している解が正しいかどうかは中々判別が付きませんしね。
EDβ
2007-04-10 14:41:32 ( ID:2e/9f8nopzw )
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ちょうき様
大変詳細かつ明快なご指導、ありがとうございました。
TMPGEnc4.0XPress でもAvisynthに劣らないAVI出力が可能と言うことがわかりました。
安心して同ソフトをAVI出力のためにも使用できます。
ソフトの更なる有効利用が可能になりました。
あと、TMPGEnc4.0XPress でノイズ除去や色調補正を行う場合と、Avisynthで同様の処理を
行う場合とでは、一見してわかるような差が出るのでしょうか?
もしご経験のある方がおられましたら、ご助言をお願いいたします。
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