月村
2005-03-13 13:24:07 ( ID:ar1jbieh6qm )
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東芝RD-XS34にて録画したファイルをTMPGEnc MPGEditorにて
CMカット後、TMPGEnc 3.0 XPressにてノイズフィルターを指定すると
プレビュー画面で薄い空や肌色等の色の淡い部分で
明らかな色抜けが確認できます。もちろんエンコード後の
ファイルにも同様の色抜けが発生します。
CMカット後のファイルをDVD2AVIにてプロジェクト出力→TMPGEnc 3.0 XPressに
取り込み→ノイズフィルター指定ではほぼ問題ない(ほんのわずか色が変わる)事から
TMPGEnc 3.0 XPress内でのYUV→RGB変換処理に問題があると思われますが
自社製品内でのファイルのやり取り&フィルター処理にて上記のような問題が
出るのは、非常に困惑を覚えます。
そもそもCMカット速度の為にDVD2AVIプロジェクト出力と言う1工程を省くために
TMPGEnc MPGEditorを追加購入したのにこれでは意味がありません。
恐らく当方のTMPGEnc 3.0 XPress内のフィルター指定方法の問題だと思われますので
お手数ですが正しい方法をご指導願います
ちょうき
2005-03-13 16:43:00 ( ID:fh/litl/gpm )
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これはYUV>RGB変換で起きる色飛びですね。
通常YUVは0〜255の範囲中16〜235内に輝度成分が入っています。
この時に16未満、236以上にデータが入っていた際はYUV>RGBが起きると
16未満、236以上のデータは無くなります。
XPressはYUV動作をして居ますがNRはまだRGB動作のようですので、YUV16〜235は
RGB0〜255に伸張され色とびが出ます。
これはある変換が入ると意味必然の状態かと思います。
DVD2AVIの場合はVFAPI経由ですので入力時からRGBでデータが来ます。
ですのでNRのON,OFFで変化は起きません。
またDVD2AVIの設定でYUV>RGBをTVスケール Collar SpaceをRGBに設定する事で
YUV16〜235をRGB16〜235に変換してVFAPI経由で出力することが出来ます。
ただし、この場合はXPressで入力後にCCIR601補正をかける必要が出ます。
そうでなければMPEG圧縮時にRGB16〜235はYUV32〜215になってしまいます。
月村
2005-03-13 19:14:31 ( ID:ar1jbieh6qm )
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ちょうき さん
早速の御解説。誠にありがとうございます。
>RGB0〜255に伸張され色とびが出ます。
>これはある変換が入ると意味必然の状態かと思います。
確かにNRがRGB動作と言う件はASCII社発行のTMPGEnc3.0オフィシャルガイドにも
書かれてますが、基本的に自ソフト内のフィルタ処理でYUB→RGB変換処理に
問題がある事がHelpに記載されていないのは非常に不満を感じます。
>ただし、この場合はXPressで入力後にCCIR601補正をかける必要が出ます。
>そうでなければMPEG圧縮時にRGB16〜235はYUV32〜215になってしまいます。
CCIR601補正は色補正フィルタの項目かと思いますが、具体的にどのような
設定を行えば宜しいのでしょうか?お手数でなければお教え頂けますと
助かります。
ちょうき
2005-03-14 00:23:17 ( ID:fh/litl/gpm )
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うーん、まずは規格的にYUVは16〜235っていうのがあって
キャプチャカード、デッキがそれ以上を撮ってしまうというのが一番の問題だと思うんですが・・・
それに、PC画面上ではどうやっても0〜255しか表現できませんしね。
DVD2AVIで伸張せずにRGB変換した物を読み込んだ時はCCIR601の設定の2つのバーを右に全開
にするのがYUV16〜235をRGB0〜255にするのと同じ動きとなります。
でも
元のデータがYUV5〜250とかだったりすると全開にしたらやっぱり飛んでしまうので
色差は全開にして輝度は控えめにとかにするといいんじゃないかな。
これはデッキやカードによって違いますので一概には言えません。
TMPG2.5系で培われたRGB系フィルタの信用度は高いので、操作方さえ工夫すれば現時点では
大きく問題は出ないんじゃないかな?(2.5は全部RGB動作)
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