はっとりs
2006-01-08 09:09:05 ( ID:gjzlbjqgnnj )
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容量は特に気にしないので、最大品質でDVDを作ろうと思いエンコードしているのですが、
ここの過去ログなどで、「DVD規格ならCQを100にするとビットレート不足で画質が低下するので90くらいがいい」といった書き込みを見ました。
CQを100にすると、DVD規格以上のビットレートを必要としたときに、規格上限の画質にされてしまうことはわかるのですが、それよりCQ90の方が綺麗というのが理解できません。
CQ90だと全場面においてCQ100より多少劣化を考慮した画質になるということですよね?
たとえば、CQ100で、15Mbps必要とする場面で上限により9Mbpsになった場合と、
CQ90で、上記の場面が8.9Mbpsでおさまったとします。
この場合、CQ100の方が高画質ではないのですか?
固定品質について誤解しているのかもしれないので、詳しい方お聞かせ下さいませ。
ちょうき
2006-01-08 12:48:16 ( ID:2/r4/zzidih )
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簡単に説明すると
CQの値は元の絵をどれだけ再現するか というボーダーラインの設定値になります。
本来、元の絵を再現するにはそれなりに多くのデータ量(ビットレート)が必要になります。
真っ黒なシーンであればデータ量は必要有りませんが、より複雑な絵になれば再現するための
データ量は半端じゃなく多くなります。
以上より、CQ値を大きくすると、元の絵の再現性を多く取ろうとするため、再現に必要な
ビットレートが多く必要となります。
しかし、DVD規格の9.8Mbpsと言う値では再現し切れないシーンも出てきます。
こうなると、細かいディテールに再現データを割こうとして、全体の破綻が起こり易くなります。
このためCQ90などのバランスの取れた値が良いとされています。
はっとりs
2006-01-08 19:51:44 ( ID:bhx7rpryrxw )
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ちょうきさん大変解り易いレスありがとうございます。
CQ100で15Mbps使用して絵を再現しようとしているのに9Mbpsで抑えてしまうと、9Mbpsで再現できる範囲で絵を作るのではなく、
あくまで15Mbpsを目指している為、足りない6Mbps分破綻が起こってしまうので、
それならCQ90なりのビットレートで絵を再現した方が破綻が起こらない分綺麗といえるということですよね?
面倒だが一度上限を15Mbpsいっぱいにしてエンコードし、BitrateViewなどで確認して最高でも9.8Mbpsでビットレートが足りているならCQ100が最適で、
9.8Mbpsを越える部分が多いようであればCQ90なりに落としたほうが無難ということですよね?
ちょうき
2006-01-08 22:15:23 ( ID:2/r4/zzidih )
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まぁその通りですが、JPEGの圧縮品質の値などと同じように
MPEGでも99と100で必要ビットレートの差が大きいので、その方法で確かめるなら99でやった方が良いと思います。
(100だと越える事が多すぎるかもしれません)
はっとりs
2006-01-09 00:27:32 ( ID:bhx7rpryrxw )
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仰るとおり、CQ100でやったところかなり超えていました。
小刻みな値ではまだやったことがないので、いろいろ試してみようと思います。
ちょうきさん、素早く的確なレスを下さりありがとうございました。
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