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									安積 
										2003-12-12 18:55:51 ( ID:mwfzzpsttpj )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																 安積です。 
 
私は、サンヨーデジカメ(動画デジカメ)のMOVファイルをソースに 
CBR-2Mbpsで、DVD-Videoを作成しています。 
音声ソースは、MOVファイルに含まれるwaveです。 
(VCD品質ですが、長時間格納するのが目的です) 
今まではTMPGEncで音声をMP2へ変換して、それをTDAにかませる... 
という、やり方でした。(MP2のDVD-Video) 
 
今回AC3環境ができて、次の選択に迷っています。 
 
                   TMPGEnc       SoundPlayer       TDA 
1. MOVファイル → 音声をLPCMへ → 音声をAC3  → DVD-Video作成 
2. MOVファイル → 音声をMP2へ −−−−−−−−→ 音声をAC3へ/DVD-Video作成 
 
Q1. 本当に、2.より1.が音声品質のよいDVD-Videoになるのだろうか? 
Q2. Q1が本当なら、どのくらい品質に違いが出るものなのだろうか? 
 
手間を考えると、2. が、中間ファイルもできないし、手間的に楽なのです。 
(1つのDVD-Videoに、平均1分程度のMOVファイルを数百ファイル使っているので...) 
品質的にあまり違いがないなら、2. で作成したいと思うのですが、 
品質的にある程度の違いがあるのなら、1. で作成するべきかな...と思い、 
悩んでいます。 
 
確信がなくても構いません。 
どなたか、ご意見戴けないでしょうか。 
よろしくお願い致します。 
 
										 
									パンツでオーラ 
										2003-12-12 23:06:34 ( ID:t1yexoan83f )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>確信がなくても構いません。 
という事でしたら、興味深い話題なので便乗させて頂きます。 
まず、この掲示板ではAC-3自体音質が良いと考えている人が多いみたいですが、 
自分が思うに、音質は mp2 と比べて変わらないと思います。 
ただ民生機での互換性が、mp2に比べてはるかに大きいのは事実です。 
 
変換方法では、mp2 -> AC-3 に変換する時にビットレートを変えると、 
wav -> AC-3 に比べて音質は落ちると思います。 
例えば、wav -> mp2(384K) -> AC-3(192K) は 
wav -> AC-3(192K) に比べて音質が落ちる。 
逆に mp2 と AC-3 のビットレートが同じなら、変わらないのでは?(確証はなし) 
wav -> mp2(192K) -> AC-3(192K) は wav -> AC-3(192K) 比べて遜色なしかなと。 
 
確信はありません。きちんと検証した人が入れば意見を聞いてみたいです。 
wav はサイズが大きいので、メンテがしんどいですしね。 
  
										 
									安積 
										2003-12-12 23:14:48 ( ID:mwfzzpsttpj )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																ちょっと訂正します。 
 
___________________TMPGEnc___________________TDA_________________________________ 
1. MOVファイル → 音声をLPCM(1536kbps)へ → 音声をAC3(192kbps)へ → DVD-Video作成 
2. MOVファイル → 音声をMP2(192kbps)へ −→ 音声をAC3(192kbps)へ → DVD-Video作成 
 
の比較です。 
普通に考えれば、1.の方が音質がよくなるはずなのですが、 
双方でDVD-Videoを作ってみて、念入りに聞いて比較した所、 
耳では違いがわからないのです。 
 
もしかしてMOVファイルの音声部分(wave)が元々低品質だったのでしょうかね。 
ちょっと調べてみてもよくわからなくて困っています。 
 
耳で違いがわからないのなら、どちらでもいいんでしょうかね。 
  
										 
									安積 
										2003-12-12 23:26:05 ( ID:mwfzzpsttpj )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																パンツでオーラさん、こんばんは。 
 
オン書きしている間に、投稿戴いたようです。 
そうですね、先ほども書いたように、音質の違いがわかりませんでした。 
パンツでオーラさんの意見に、何となく同意してしまいそうです。 
 
>wav はサイズが大きいので、メンテがしんどいですしね。 
 
ここがネックなんですよね。 
しんどいメンテ(←ちょっと極端かな?)をするだけの音質の違いがあるか?! 
ですね。 
  
										 
									Green-Ivory 
										2003-12-13 20:29:15 ( ID:fs62weth1oa )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																もっと肝心なことを忘れていませんか?? 
 ソースの音質以上のものにはならないので、ソースしだいで聞き分けられる差が出る出ないは異なります。 
 ソースとなる音声のサンプリング周波数等がわかれば、また音声の収録方法がわかれば、ひとつの判断基準にはなると思います。 
>デジカメで収録 
とあるので、仮にソースのスペックが高くても、デジカメ内蔵のマイクでの収録であれば、それほど良質な音ではないと思いますが、いかがでしょうか? 
 また、聴感上の音質というのは、再生環境(機器)に大きく影響されるので、DVDの利用目的によっても、無視できる程度の劣化なのか、無視できないほどの劣化なのかは変わってくると思います。(聞く人の耳も大きく影響するでしょう。) 
 
 なお、MP2等の非可逆圧縮を行えば、(ほぼ)確実に音質は低下するはすなので、音質が重要な場合は、ソース→LPCM(WAVE)→AC3(高めのレート)とする必要はあるでしょう。 
 
 ソースの品質とDVDの利用目的と手間とのバランスといったところでしょうか。 
  
										 
									パンツでオーラ 
										2003-12-13 20:47:58 ( ID:t1yexoan83f )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>MP2等の非可逆圧縮を行えば、(ほぼ)確実に音質は低下するはず 
それは mp2 -> wav の場合でしょ? 
mp2 -> AC-3 とは少し異なるような気がしますが。。。 
 
聴感上で判断するのは難しいので、 
1.サウンドソフトで周波数分析(ここまでやった人は居るのか?) 
2.Dolby.com に聞く。 
のどちらかだと思います。 
  
										 
									fay 
										2003-12-13 21:18:15 ( ID:6dojymvfyyn )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																> mp2 -> AC-3 とは少し異なるような気がしますが。。。 
 
MP2 → AC-3も一度MP2をデコードしてからAC-3にエンコードしますから、オリジナルと比較 
してデータ的に劣化していることは間違いありません。MP2ではなくLPCMでデータを扱うほう 
がよいでしょう。 
 
ただ、ソースがデジカメでは元の音質が余り期待できませんから、違いがわかるかどうかは 
微妙でしょう。 
  
										 
									パンツでオーラ 
										2003-12-14 08:10:37 ( ID:t1yexoan83f )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>MP2 → AC-3も一度MP2をデコードしてからAC-3にエンコードします 
確かにここがポイントなんですよ。 
DVDit では mp2 -> AC-3 の際、明らかに処理時間が長くなるし、 
それらしい(デコードしているという)メッセージも出てくる。 
ただ、一概には言えないと思いますよ。 
自分が使っているMWでは、4GBのソースで、mp2 -> AC-3 が7分で完了。 
元  avi ソースを、avi util で非圧縮wavを書き出すと5分弱。 
デコードしてエンコードしているとすれば、速すぎるんですよ! 
 
今度、作成経路を変えて、出来たAC-3のバイナリコンペアをかけてみようかと 
思っています。 
  
										 
									V.K. 
										2003-12-14 10:09:52 ( ID:xbagj11.tlg )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																MP2は1152サンプル単位で圧縮 
AC3は1536サンプル単位で圧縮 
 
圧縮の単位が違うので、一度デコードしなければ無理です。 
  
										 
									ちょうき 
										2003-12-14 10:40:33 ( ID:8ogtxuz5x4n )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>逆に mp2 と AC-3 のビットレートが同じなら、変わらないのでは?(確証はなし) 
 
どうも勘違いされている部分が多いようですが 
mp2とac-3では圧縮方法が全く違いますので相互変換には 
「絶対に」デコード作業が必要です。 
恐らく、最近MPEG-2関係で流行のトランスコード技術のような物や 
ファイル先頭部のヘッダを書き換えるだけでAC-3に変更といった事が 
行われているのでは無いかと思われているのだと思いますが、それは 
ありません。(言い切っておきます) 
 
ですので、mp2データをAC-3にする場合とmp2データをLPCMに 
してからAC-3にするのとでは、これがメモリ内で行われるか 
一旦ディスクにLPCMに吐かれるかの差でしかありません。 
 
また劣化度から 
mp2_192kbps>ac-3_192kbps 
で作ったac-3よりも 
mp2_224kbps>ac-3_192kbps 
の方が音質は良くなります。 
 
波形ソフトではどちらも、もちろん差が出ます。 
が、素人ではどういった状況が劣化を示す波形なのかが判ら 
ないと思いますよ(^^; 
 
AC-3プラグインの音質はTDAに搭載のmp2よりも音質が良いです。 
これは特に192kbps以下の低レート時に顕著に出ますね。 
また、BeSweetなどの妖しげなソフトよりも音質が良い。 
感覚に頼る部分の物の「良い悪い」を語るのは難しいですが 
一AVマニア(アダルトビデオじゃないよ)として良し悪しを 
言わせて貰えばそうなります。 
 
mp2でも現在のtoolameと言われるmp2エンコーダの最新型と比べると 
TDA搭載のmp2は当然の事ながらac-3プラグインも音質で負けています。 
ここは推測ですがac-3はドルビー研究所の要項を満たすことが絶対で 
mp2のように、ある程度の規格概要だけが有ってデコードできればよし。 
といった物では無いからでしょう。 
 
>デコードしてエンコードしているとすれば、速すぎるんですよ! 
TDAに搭載のmp2関係のプログラムはTMPGEncPlus2.5と同じ物のようですが 
こいつは今となってはかなり遅い部類に入ります。 
デコード速度を速くするにはプログラムをCPUに最適化するかデコード処理 
を一部省くかをしないといけません。 
このプログラムの書き方で随分と差が出ます。 
メーカーによって圧倒的な差が出ることもよく有ります。 
有名なmp3エンコーダーの「午後のこ〜だ」などは、そのプログラムの本家 
であったLAMEの何倍もの物凄い速度でエンコードする事が出来ます。 
 
あと、winampとかでmp3でデコーダーによって音質が変わる物がありますが 
あれは出力される音声に一部加工を施して出力しているからです。 
聴覚上ノイズとして聞こえる部分を拡散して聞き易くしてある物がおおいですね。 
ただ、聞く分の音質はよくなりますがデコードした生データとしての品質は 
良くないと言えます(別形式への再圧縮には向かない) 
 
 
安積さんの質問に答えます。 
>Q1. 本当に、2.より1.が音声品質のよいDVD-Videoになるのだろうか? 
1の方が良くなります 
 
>Q2. Q1が本当なら、どのくらい品質に違いが出るものなのだろうか? 
再生機器によって差が出ますが、再生時にノイズの多かった部分がより 
ノイジーになるといった変化が出る事が多いです。 
また、いま耳で聞いて判らなかったとしても別の機材、別の環境で聞けば 
大きな差が出ることがありえます。 
音質の安定度から言って1を選択されることをお勧めします。 
  
										 
									最近PCパワー不足 
										2003-12-14 17:50:58 ( ID:nxj/h1ix7wm )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>ですので、mp2データをAC-3にする場合とmp2データをLPCMに 
>してからAC-3にするのとでは、これがメモリ内で行われるか 
>一旦ディスクにLPCMに吐かれるかの差でしかありません。 
 
ですね。 
 
パンツでオーラさんは、PCの処理時間で結構足を引っ張っているのはディスクI/Oの時間ってことをご存知ですか? 
 
サイズの小さいmp2をディスクから読み込み→ 
LPCMにデコード→ 
サイズの大きいLPCMをディスクに書き込み→ 
サイズの大きいLPCMをディスクから読み込み→ 
AC-3にエンコード→ 
サイズの小さいAC-3をディスクに書き込み 
 
するよりか、 
 
サイズの小さいmp2をディスクから読み込み→ 
LPCMにデコードしつつ、AC-3にエンコード→ 
サイズの小さいAC-3をディスクに書き込み 
 
のほうが、圧倒的にトータルの処理時間が減ります。 
 
#相当昔のPCで、デコード、エンコードにむちゃくちゃ時間がかかるようなら話は別ですが。 
  
										 
									パンツでオーラ 
										2003-12-14 18:13:17 ( ID:t1yexoan83f )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																特に早いマシンを使っていませんよ。 
今年の初めに買ったノートPCです。メモリは512。 
HDDは4200回転でデスクトップに比べるとずーっと遅い。 
だから90分の mp2 -> AC-3がデコードしてエンコードして7分というのが、 
どうも気になったんですよ。書き出し以外はメモリかな。 
AC-3のエンコード方式が進化してもおかしくないという 
気もしますが、結論はどちらでもいいです。今後もmp2 でいきます。 
  
										 
									最近PCパワー不足 
										2003-12-15 09:32:34 ( ID:nxj/h1ix7wm )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																> 特に早いマシンを使っていませんよ。 
> 今年の初めに買ったノートPCです。メモリは512。 
> HDDは4200回転でデスクトップに比べるとずーっと遅い。 
 
十分速いと思いますよ。私のPCは2000年の夏に買ったものです。 
 
パンツでオーラさんは根本的に判ってないようですね。 
#回転数が4200だろうと1万超えていようと、メモリアクセスに比べるとはるかに遅い! 
 
ためしに、90分のmp2ファイルを別のディレクトリにファイルコピーしてみてください。 
ストップウォッチで正確に時間を測ってみてください。(これを時間Aとします) 
 
> 90分の mp2 -> AC-3がデコードしてエンコードして7分 
 
だそうなので、7分から、その時間を引いたものが、およそ、デコードとエンコードにかかっている時間ということになります。(これを時間Bとします) 
#ビットレートが同じなら、mp2ファイルとAC-3ファイルのサイズはほとんど一緒でしょうから。 
 
ためしに、90分のLPCMファイルを作成し、別のディレクトリにファイルコピーしてみてください。 
ストップウォッチで正確に時間を測ってみてください。(これを時間Cとします) 
上で求めた、時間A、時間B、時間Cを足したものが、およそ、パンツでオーラさんが仰るDVDitの処理時間になると思います。 
 
まぁ、結論はどちらでもいいと仰っているので、これ以上は言いませんが。 
  
										 
									安積 
										2003-12-15 11:52:05 ( ID:mwfzzpsttpj )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																みなさん、こんにちは。 
週末覗かないうちに、勉強になる書き込みが沢山あって、とても嬉しく思います。 
 
確かにデジカメ音声は品質が低いです。 
(サンヨーサイトでは、「モノラルWAVE」の情報しかありませんが...) 
 
ちょうきさんのアドバイスの通り、MP2ではなく、LPCMに変換して、 
それをTDAの入力ファイルにしようと思います。 
確かにPC上で聞いたレベルでは、違いがわかりませんでした。 
でも、再生機器によって違いが出ない可能性もないし、 
少なくとも、音質がよくなる可能性のある方を選択するのは当たり前かもしれませんね。 
中間ファイルのファイルサイズが大きくなるけど、音質には変えられませんし...。 
アドバイスありがとうございます。 
 
また、質問(確認)になるのですが、 
PCでTV録画する時に、ハードエンコーダで、MP2(224Kbps)にエンコードするのですが、 
これもTMPGEncでMP2に再エンコードするのではなく、LPCMにデコードして、 
それをTDAの入力とした方がよいと言うことになりますでしょうか? 
それを224Kbps又は192KbpsくらいのAC3のDVD-Videoにする。 
よろしくお願いします。 
 
だいぶ迷いが消えてきました。 
感謝です。 
  
										 
									AGS003 
										2003-12-15 12:22:27 ( ID:k1r32sskn6l )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																> #回転数が4200だろうと1万超えていようと、メモリアクセスに比べるとはるかに遅い! 
 
しょーもないことでスレッドを延ばすのも何なんですけど‥‥‥。 
ソースファイルの置いてあるドライブと、書き込み先のドライブを、物理的に異なるHDDに 
指定するだけで、驚異的に速くなることもあります。 
物理的に同じHDDにパーティションを切っただけではダメですけどね。 
  
										 
									パンツでオーラ 
										2003-12-15 19:33:24 ( ID:t1yexoan83f )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>#回転数が4200だろうと1万超えていようと、メモリアクセスに比べるとはるかに遅い! 
へー、知りませんでした。と言うか、 
パソコンメーカー勤務で、Cache Chip まで作った人間がここまで言われるとは(笑) 
 
意図が伝わってないようなので言いますが、 
問題は速度ではなく、サイズなんですよ。 
メモリ512といっても、OS分と常駐アプリを除くと、使えるのは良くて半分でしょ。もちろんタスクマネージャで確認したわけではありません。 
AC-3 は100Mちょっとですが、wav にフルデコードすると1GBを超えます。 
当然、メモリには入りきらないので、70%以上がディスクアクセスです。、 
 
時間A、時間B、時間Cを足した結果、7分ではきついという事が 
既に分かってるんですよ。自分のパソコンですから。 
 
いいですか。 
DVDitではみなさんのおっしゃる通り、mp2 -> wav にデコードして wavに相当する 
大きな中間ファイルを作っています(確認済み)。 
理由はいろいろあるが、オーディオのエンコードだけで1時間を越えています。 
ただ、MWでは、実行中に wav に相当するばかでかい中間ファイルを作成せずに、 
"最適化されたオーディオ”という中間ファイルを複数個作るんですよ。 
だから、DVDitとMW は AC-3エンコードのアルゴリズムが違うかな? 
と思っただけです。 
mp2とAC-3はビットレートが同じ場合、情報量はほぼ同じなので、 
デコード・エンコードという概念を超えて、ファイル変換という手はないのか? 
単なる想像ですが、つい仕事上こういう事を考えます。 
また、ヘッダーだけというのはあり得ません。7分ではなく1秒以下になるので(笑) 
 
最近PCパワー不足さんは、処理速度の話が好きそうですが、 
自分には新鮮味がない為、興味がありません。他でやって下さい。 
 
あっ、それと最後に 
>MP2は1152サンプル単位で圧縮 
>AC3は1536サンプル単位で圧縮 
これには正直参りました。よくご存知ですね。 
  
										 
									hatch 
										2003-12-15 21:36:07 ( ID:wu6dba8iv7f )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>PCでTV録画する時に、ハードエンコーダで、MP2(224Kbps)にエンコードするのですが、 
>これもTMPGEncでMP2に再エンコードするのではなく、LPCMにデコードして、 
>それをTDAの入力とした方がよいと言うことになりますでしょうか? 
>それを224Kbps又は192KbpsくらいのAC3のDVD-Videoにする。 
 
この場合は、そのH/Wエンコーダが対応していれば、ESで音声をPCMにしてキャプチャした方が良いでしょう。 
 
又、音質より手間を省く事を優先させるならば、PSで、MP2 384kbps等の高ビットレートでキャプチャする方法もあります。 
  
										 
									Green-Ivory 
										2003-12-15 23:07:27 ( ID:fs62weth1oa )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																#安積 さん 
>PCでTV録画する時に、ハードエンコーダで、MP2(224Kbps)にエンコードするのですが、 
>これもTMPGEncでMP2に再エンコードするのではなく、LPCMにデコードして、 
>それをTDAの入力とした方がよいと言うことになりますでしょうか? 
>それを224Kbps又は192KbpsくらいのAC3のDVD-Videoにする。 
 これはあまり意味がないと思います。 
 キャプチャ時点で224kbps-MP2であれば、それをLPCMに変換したところで 
  224kbps-MP2音質のPCMでしかない 
からです。 
 音ではわかりにくいので、画像に例えれば 生粋BMP(A)→JPEG−JPEG→BMP(B)と変換した場合、BMP(B)はファイルサイズはBMP(A)と同じになりますが、画質はJPEGのものになります。 
 
 もし、そこまで音質にこだわる必要があるならキャプチャ時点でLPCMにするか、設定可能な最大レートのMP2にするべきです。元が悪ければそれ以上のものにはなりえません。 
 224kbps → 192kbps より 384kbps → 192kbps の方が音質劣化は少ない。 
 
 蛇足ながら…表現の問題ですが、AC3にすることで音質がよくなるのではなく、あくまでも劣化が(同一レートのMP2に比べ)少ないということです。また、ほぼ同レベルの音質であればLPCMよりファイルサイズを小さくできる。 
  
										 
									V.K. 
										2003-12-15 23:40:17 ( ID:xbagj11.tlg )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																パンツでオーラさんへ。 
エンジニアのようですから簡単に。 
リングバッファ使って逐次吐き出しているだけでしょう。 
 
------------------------------------------------------- 
 
ここから本題。 
MP2なりAC-3は「聞こえない(であろう)部分のデータを間引く」ことで圧縮を行います。これはマスキング効果、耳の構造的な特性などを考慮します。 
大きな音に隠されて小さな音が聞こえない、というのがマスキング効果です。 
 
当然人によってその差があり、たとえば有名なオーケストラ指揮者だったりするとマスキング効果はあまりないようです。 
 
この辺は個人の資質と訓練にかかわってくるようですので、気にならないならMP2→AC-3もありかなと思います。 
あるいはソースによる部分も多々あるかと。 
デジカメがソースですと、マイクも小さいでしょう。となると高音質は望めませんのでMP2で取り込んでおいて、DVDプレイヤーとの互換性、あるいはよりDVDに詰め込むために低レートAC-3への変換という選択もありかもしれません。 
この辺は好みと自分の耳と手間との相談でしょうね。 
  
										 
									最近PCパワー不足 
										2003-12-16 10:35:33 ( ID:nxj/h1ix7wm )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																V.K.さんが 
 
> エンジニアのようですから簡単に。 
> リングバッファ使って逐次吐き出しているだけでしょう。 
 
と、仰っている通りなので、技術的な議論は省略させていただきます。 
 
> >#回転数が4200だろうと1万超えていようと、メモリアクセスに比べるとはるかに遅い! 
> へー、知りませんでした。と言うか、 
> パソコンメーカー勤務で、Cache Chip まで作った人間がここまで言われるとは(笑) 
 
へー、知りませんでした。と言うか、 
メモリアクセスとのギャップを埋めるためにキャッシュ機構があるということを知らずに、Cache Chipを作るような人間がいるとは(笑) 
 
私は大学でコンピュータの研究をしています。 
パンツでオーラさん、同じ土俵で働く同業者として、老婆心ながら忠告させていただきます。基礎から復習しなおしたほうが身のためですよ。 
 
出世できるといいですね。 
 
> 最近PCパワー不足さんは、処理速度の話が好きそうですが、 
> 自分には新鮮味がない為、興味がありません。他でやって下さい。 
 
自分で処理速度の話を振っておきながら、失礼な人だなー。 
まぁ、場が荒れそうなので、これ以上は言いません。パンツでオーラさんが、今後一社会人として自覚のある発言をされることを願います。 
  
										 
									安積 
										2003-12-16 18:23:15 ( ID:mwfzzpsttpj )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																複数の方からアドバイスを戴き、ありがとうございます。 
 
一点、説明不足がありました。 
PCのH/Wエンコーダの音声は、MP2(224Kbps)固定なのです。(映像は三択) 
 
私案(前述):H/WエンコーダでMP2(224Kbps) -> TMPGEncでLPCM -> TDAでAC3(192Kbps) 
私案(新規):H/WエンコーダでMP2(224Kbps) -> TMPGEncでMP2(224Kbps) -> TDAでAC3(192Kbps) 
 
・「224kbps-MP2音質のPCM」には、「224kbps-AC3音質」は、ほとんど含まれていない。 
・「224kbps-MP2音質のPCM」には、「192kbps-AC3音質」が、ある程度は含まれている。 
...のような感じでしょうか? 
 
つまり、出力AC3のビットレートを192Kbps固定と考えれば、 
入力MP2>出力AC3 のビットレート差が大きくなるにつれて、 
AC3エンコード元の音質がよくなるため(データ量が多くなるため)、 
AC3エンコード後の音質もよくなる? 
 
ただ、音質的に「224kbps-MP2」≒「224kbps-MP2音質のPCM」なので、 
私案(前述)と、私案(新規)では、ほとんど違いが出ない。 
 
結論として、必ずしも、私案(前述)でなくてもよく、私案(新規)でもよい 
...ということになるのでしょうか? 
 
重ね重ね質問ばかりになってしまいますが、よろしくお願いします。 
  
										 
									ff 
										2003-12-16 19:43:19 ( ID:dcymyeligfa )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																>7分から、その時間を引いたものが、およそ、デコードとエンコードに 
>かかっている時間ということになります 
 
素人ですが横から失礼します。 
単純にそういえるのでしょうか・・・? 
 
HDDの読み書きにはキャッシュもあるし、転送中ずっとCPUを占有されているわけでは 
ありません。A,Cのテスト処理いずれも(というかどれもファイル転送だけど)実際に 
やってみるとCPUを十数%しか占有しません。ディスクIO処理の間にはエンコード・ 
デコードできるだけの時間が余っているのです。 
読み込み→メモリ上処理→書き込みの繰り返しなら空き時間は使えませんけど、 
バッファリングして読み込み書き込みとメモリ上処理が別スレッドで動いていたりすれば 
単独でやって時間を合計した物に比べてかなりの時間短縮が得られるのではないかと思えます。 
パンツでオーラさんがおっしゃっている、 
>自分が使っているMWでは、4GBのソースで、mp2 -> AC-3 が7分で完了。 
>元 avi ソースを、avi util で非圧縮wavを書き出すと5分弱。 
>デコードしてエンコードしているとすれば、速すぎるんですよ! 
 
というのはこのあたりが関与しているように思えます。 
エンコードは2分間だけではなく、5分間のファイル読み書きの間の余ったCPU時間も 
使われているのではないでしょうか。 
  
										 
									ff 
										2003-12-16 19:48:57 ( ID:dcymyeligfa )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																補足。ソフトによって、単純に読み込み→処理→書き込みとやってるものと、 
読み書きと処理を平行してうまくやってるのがあり、両者では処理速度に 
結構な差が出るのではないかと思った次第です。 
DVDitでは前者でMWでは後者である可能性もあるのではないでしょうか。 
  
										 
									最近PCパワー不足 
										2003-12-17 09:11:55 ( ID:nxj/h1ix7wm )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																ffさん。 
 
確かに仰るとおり、キャッシュのヒット率の良し悪しや、複数スレッドによる処理を行うことで、処理時間が短縮できると思います。ただ、一時ファイルを作成するオーバヘッドをわかりやすく説明するにはこれがいいのではと思っただけです。 
#これだけご存知なら、素人などと謙遜されなくてもいいですよ。 
 
補足しておくと、DMAという機構を使うことで、CPUをあまり使わなくてディスクアクセスできるので、純粋なファイルコピー時には、十数%しか使用率がなかったのではと思われます。 
もし、ffさんがスキルをお持ちなら、試しにDMA機能をオフにしてみては如何でしょうか。おそらくファイルコピー時にCPU使用率が100%にへばりつくと思われます。 
 
 
安積さん。 
 
本題からずれた話題でスレッドを伸ばしてしまって申し訳ないです。 
  
										 
									ff 
										2003-12-17 12:56:19 ( ID:dcymyeligfa )  
											[ 削除 / 引用して返信 ]
																最近PCパワー不足 さんへ 
了解しました。やっぱりわかった上の発言で、何とかに説法だったようですね。失礼しました。 
 
考えてみるとWindowsのHDD読み書き自体が別プロセスでバッファリングした読み書きなので 
何も考えなくてもHDD読み書きと処理は平行動作しそうですね。 
私もこの話題はこの辺にします。 
  
										 
									パンツでオーラ 
										2003-12-17 19:14:41 ( ID:t1yexoan83f )  
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																また戻ってきました(笑) 
結局のところ自分が言いたかった事ですが、 
 
mp2 -> AC-3 の直パスは未だ確立されていないのか? 
 
という事です。処理時間を話題にしたのは、ストーリー 
を作るだけの為です。この手の話は苦手ではないですが、 
今更興味もなく、言い出すとキリがありませんから。 
避けようと思ってあえて詳しく言わなかったのが、初心者と 
思われたゆえんで、この点は反省しています。 
 
一般的にエンコードとは情報量の大きいものから小さいものへの 
変換であって、デコードはその逆です。 
同じビットレートの場合、同じ情報量なので、本来はデコード・エンコード 
というプロセスを経由しなくてもいいはずなんです。ただし、 
アルゴリズムが確立されてない場合(mp2->AC-3への直パスがない場合)は、 
遠回りの方法(wav 経由)を採用せざるを得なくなります。DVDitがこれに相当します。 
この方法では、情報量の欠落を考えると、192K->192K より 384K->192K の方が良い 
という事になります。 
 
これだけDVDが普及する中で、AC-3のエンコード方式は進化せず昔のまま? 
というのは寂しい気がします。mp2->AC-3 の方が汎用的で利用者も多いはずなのですが。BeSweetはどうやってるんだろ。 
 
直パスがある場合は、V.K さんが言われたようなリングバッファ、FIFO、バンクを使った読み書き同時のバッファリング などやり方はいくらでもあります。 
当然、処理も圧倒的に速くなりますが、MWが実際どうなのかは不明です。 
(可能性を考えるとキリがないので) 
この場合は、384K -> 192K にする際に、単純な奇数アドレスの間引きであれば、 
最初から 192K にした方が良いかもしれません。 
 
問題はアルゴリズムです。 
Dolby.com に”アルゴリズムを教えろ”と言ったって教えてくれるわけないし、 
結局は分からないんですけどね。 
 
”直パス?そんなもの有るわけないだろ”と言われれば、この話はこれで終わり。 
”お騒がせしました”という事で退散します。(笑) 
ちょっと参加するつもりが大きなスレになってしまいました。 
  
										 
									V.K. 
										2003-12-17 23:04:07 ( ID:xbagj11.tlg )  
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																パンツでオーラさんへ 
 
とりあえずベースとなる数学理論を端折って書きますね。 
 
MP1/2/3やAC-3ではDFTを行い、周波数成分を取り出すことで圧縮を行います。 
一般に音はすべてサイン波に分解できます。 
この分解変換をフーリエ変換といいます。 
フーリエ変換の式についてはこのページを参照してください。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A8%E5%A4%89%E6%8F%9B 
 
LPCMデータはサンプリング周波数を単位時間とした積分値ですので、連続ではなく離散(Discrete)となります。 
コンピュータがデジタルである以上、どんなにサンプリングレートを細かくとり、量子化ビット数を上げたところで離散データです。 
 
このLPCMをフーリエ変換する場合、普通のフーリエ変換と異なりますのでDiscrete Fourier Transformと呼びます。 
通常のフーリエ変換が無限区間積分を行うのに対して、離散データでは有限区間積分となります。 
 
DFTはその計算量が莫大なため、FFTという計算手法が確立されました。FFTについてはこのページを参照してください。かなり詳しく書かれています。 
http://momonga.t.u-tokyo.ac.jp/~ooura/fftman/ 
 
さて、ここで問題なのが、DFTを行ったデータは、単位時間あたりの周波数成分を示すものであり、単位時間が異なるデータへの変換が無理であるということです。 
その理由は、DFTの周波数分解能が単位時間に左右されるためです。 
実際、分解能ぴったりのサイン波しか含まれない場合、きれいにデータが出てきます。 
少しでもずれようものなら周辺に分割されて出てきてしまいます。 
当然、実際の音は分解能ぴったりのサイン波のみで構成されているようなことがありませんので、各周波数領域へ分割されて出てきます。 
この場合、分割された周波数データを個別に取り出すことが不可能になります。 
ただ、フーリエ変換したものはフーリエ逆変換すれば元に戻りますから、いったん戻してからフーリエ変換しなおせばいいわけです。 
 
ここまでがフーリエ変換の特性上の問題です。このほかに心理聴覚分析のモデルの違いとか、エンコーダ投入以前の処理の違いなどがあるために直変換はありえないでしょう。 
 
AC-3についてはこのpdfを参照してください。 
http://www.atsc.org/standards/a_52a.pdf 
Pseudo Codeですが、概念的な部分は十分理解可能だと思われます。 
またAC-3のフォーマットについても詳しく書かれています。 
 
mp2に関してはweb上に有用な文献が余りありません。ほとんどがMP3に関するものばかりですが、mp3はmp2の技術の上に成立していますので、ある程度は参考になるでしょう。 
http://www5c.biglobe.ne.jp/~atsu/mp3/mp3.htm 
このページにはかなり詳しくMP3についての解説があります。 
  
										 
									ff 
										2003-12-17 23:24:58 ( ID:0bhk/h3lhag )  
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																話を横道にそらしてしまいました。ごめんなさい>安積さん 
 
>「224kbps-MP2音質のPCM」には、「224kbps-AC3音質」は、ほとんど含まれていない。 
>「224kbps-MP2音質のPCM」には、「192kbps-AC3音質」が、ある程度は含まれている。 
正確ではないですが、大雑把に考えて、データレート×コーデックのうまさ=音質 
といった感じで捉えればよいのではないでしょうか。 
一般的にAC3の方が圧縮はうまいと言われていますので、 
音質として224kbps AC3≧224kbps mp2>192kbps AC3≧192kbps mp2 
よって、 
>「224kbps-MP2音質のPCM」には、「224kbps-AC3音質」と同等かちょっと劣る情報が含まれる 
>「224kbps-MP2音質のPCM」には、「192kbps-AC3音質」より多分上回る情報が含まれている。 
じゃないかと思います。 
 
>私案(新規):H/WエンコーダでMP2(224Kbps) -> TMPGEncでMP2(224Kbps) -> TDAでAC3(192Kbps) 
これでいいんじゃないでしょうか。先に話題になったように、おそらく内部的には 
あまり違いはないと思います。おそらく、mp2デコードをTMPGEncでやるかTDAで 
やるかだけの差ではないかと思います。 
 
あれこれ考えるのも楽しいのですが(笑)、安積さんが差を感じていないならば、 
楽な方法を選べばよいと考えるのが妥当だと思われます。特に今回のケースでは 
ソースの音質を考えるとそこそこのレートを振ればこだわる必要はないかと。 
 
 
パンツでオーラ さん: 
リングバッファはむしろデコード+エンコード方式で便利な方法だと思います。 
中間ファイルに相当するリングバッファをおけばいいだけ。 
直パス的方法ではファイルストリーム以外には出番なさそうですが。 
  
										 
									パンツでオーラ 
										2003-12-18 08:04:10 ( ID:t1yexoan83f )  
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																>心理聴覚分析のモデルの違いとか、エンコーダ投入以前の処理の違いなどがあるために>直変換はありえないでしょう。 
そうですか。mp2のエンコーダーが一つではないから決められないという事ですね。 
Dolby が mp2 のエンコーダーを作って無償で公開すればいい。<−ジョークです。 
教えてもらったurlは見ておきます。ありがとうございました。 
という事で退散させていただきます。(笑) 
  
										 
													
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