wizard
2003-03-21 02:08:54 ( ID:8ogtxuz5x4n )
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新しい体験版が公開されたので、試しに作ってみました。
だいぶ製品版に近づいたようですが、DVD規格の解釈が誤っているようなのでご確認お願いします。
>映像と音声の合計ビットレートを 9.8Mbps 以内に収める必要があります。
これは誤りで、正解は「映像のみで9.8Mbps以内、映像+音声+字幕で10.08Mbps以内」です。私は最大9.8Mbps、平均5MbpsでMpeg2ファイルを作成しているため、「書き出し開始」の際に規格外の警告が発せられました。上記の通り規格内なので、警告が出ないようにして下さい。
もともと色々なところで目にしていた情報なのですが、今回の件で再確認の意味を込めて調べてみたところ、下記のようなページを見つけましたので参考にして下さい。
http://www.discaid.co.jp/dvd/dvdfaq_j.html#3.4
新体験版を試用してみて製品版が楽しみになってきました。
がんじん
2003-03-21 03:11:15 ( ID:eikmkej7676 )
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やっぱりおかしいですよね、これ。今まで警告されたことがなかったのでびっくりしました。更に1ヶ月使えるようになったとはいえこれでは・・。幸いオーサリング自体は正常みたいですが
早期修正版のリリースをお願いします。
DAN
2003-03-21 08:49:32 ( ID:ozlmuzutwjo )
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いろいろなところで、ビデオ+オーディオの最大レート10.08Mbpsというのを
見かけるのですが、
http://www.mpeg.org/MPEG/DVD/General/Breakdown.html
|Summary of bitrate breakdown as per reference (1X/reference speed) DVD player:
|mux_rate 10.08
|sum of video, audio, and subpicture 9.80(max)
http://www.mpeg.org/MPEG/DVD/Book_B/Present.html
|Presentation stream rates
|max total of combined audio and video: 9.8 Mbit/sec
|max sum of Elementary streams + systems overhead: 10.08 Mbit/sec.
という記述があります。
これを見る限り、やはり映像+音声で9.8Mbps maxと読めるのですが。
ただ、実際やってみると12Mbpsなんてのも今時のDVDプレーヤーは
再生できてしまうようです。手元のSony DVP-F25では12Mbps OKでした。
KAZU++
2003-03-21 09:56:10 ( ID:rvwdyk8hxf. )
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>更に1ヶ月使えるようになったとはいえこれでは・・。
足して1ヶ月のはずです。OSを再インストールでもしない限り…。
堀
2003-03-21 14:09:28 ( ID:TMPGEnc Net )
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お世話になっております。堀です。
DVD 規格で定められている最大ビットレートの 10.08Mbps には
映像+音声+字幕のビットレートに加えて、さらにプログラムストリーム自体の
オーバーヘッドも含まれます。
ですので映像と音声の合計ビットレートを 10.08Mbps にしてしまうと
プログラムストリームにマルチプレクスした段階で、10.08Mbps を
越えてしまい DVD の規格外になってしまいます。
TMPGEnc DVD Author では、プログラムストリーム自体のオーバーヘッドと
安全マージンを数十kbpsほど考慮して、映像と音声の合計ビットレートを
最大 9.8Mbps としております。
wizard
2003-03-21 19:09:17 ( ID:k7rfhvfrysf )
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堀さん、お世話になります。
最初の書き込みの際に再確認のため、参考にしたページの原文(英文)を引用します。
http://www.dvddemystified.com/dvdfaq.html#3.4
Maximum video bit rate is 9.8 Mbps. The "average" video bit rate is 3.5 but depends entirely on the length, quality, amount of audio, etc. This is a 36:1 reduction from uncompressed 124 Mbps video source (or a 28:1 reduction from 100 Mbps film source). Raw channel data is read off the disc at a constant 26.16 Mbps. After 8/16 demodulation it's down to 13.08 Mbps. After error correction the user data stream goes into the track buffer at a constant 11.08 Mbps. The track buffer feeds system stream data out at a variable rate of up to 10.08 Mbps. After system overhead, the maximum rate of combined elementary streams (audio + video + subpicture) is 10.08.
要点は、
1.映像の最大ビットレートは9.8Mbps
2.データストリームがトラックバッファに流れる際は11.08Mbps固定
3.システムストリームは最大10.08Mbps
4.エレメンタリーストリームの組み合わせ(映像+音声+字幕)は最大10.08Mbps
DVD-Video規格として、というよりもTDAの仕様として、「映像+音声の合計は最大9.8Mbpsまでしか正常再生を保証しませんよ」という立場を取る方がすっきりとするのではないでしょうか?そのうえで規格外DVD(グレーゾーンを含む)を出力できるのであれば、とても魅力的な製品になると思われます。
ただし、規格外の警告はチェックの有無を選択できるようにしなければ、ブーイングの嵐になること必至です(笑)。
製品版の公開を楽しみにしておきます。
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